サラリーマンが今、投資を始めるべき理由

STEP1-知識を身につけよう-

我々サラリーマンにとって、目下の物価急騰はとても苦しいです。また、社会保険料や税金も上がってきており、自由に使えるお金(=可処分所得)が減ってきています。

そして「貯蓄から投資へ」「資産運用」といったワードを最近よく耳にするのでは無いでしょうか。

そろそろ”投資”をやらないといけない、と思っているサラリーマンも多いはずです。

しかし、目の前の生活に困窮しているわけではなくめんどくさい、という思いからと目を背く気持ちも分かります。

この記事では、サラリーマン必見、今投資を始めなければいけない3つの理由をご紹介します。

この記事を見て、一人でも多くのサラリーマンが投資に対して前向きになってもらえると嬉しいです。

理由その1 現金は紙クズに!?

「インフレ」という言葉はご存知でしょうか?簡単に言うと、モノ・サービスの価格が上がることです。

日本ではこの数十年間、あまりインフレは起こっておらず馴染みのないものでしたが、コロナ・ウクライナ戦争を皮切りに今やインフレ率3%に突入しています。つまり、前年同月と比べてモノ・サービスが3%高くなっており、これは現金の価値が3%減っていることを示しています。

また長期的に見ても、日本政府はインフレ率2%を目標に様々な施策を検討してきており、持続的にインフレ2%が継続した場合、現在の1000万円が60年後には300万円弱になってしまいます。

これでも現金として持ち続けたいと思えるでしょうか?

理由その2 老後も働き続けなければいけない!?

老後は夫婦で趣味に没頭、、、そんな夢物語は実現しないかも知れません。

老後の収入源といえば”年金”ですが、日本の年金制度は、今働いている現役世代から集めたお金を今の年金世代に渡す仕組みになっています。

少子高齢化が急速に進んでいく日本社会において、私たちの老後を支える現役世代は果たして十分にいるのでしょうか?

また、年金だけでなく、社会保険料の負担も増えていく見込みであり、早めの資産形成は必須になってくるでしょう。

私たちの老後に自由気ままな生活なんてない、ということです。

理由その3 子供が苦しむことに!?

子供の金融リテラシーを左右する一番の要因は、親の言動だと言われています。

日本の金利の推移を振り返ると、1990年代までは年利6%前後で、預金で資産が増えていく時代であったのは紛れも無い事実です。

当時を行きた親世代は、投資のリスクを背負うより、元本保証の預金で資産形成するというのが、最も合理的な手段の一つであったことは間違いないです。

その時の親世代の言動が、我々子供世代に根付いており、”預金最強” ”投資は危ないもの”という潜在的な固定概念に繋がっているのです。

ここで大切なことは、金融経済は常に変わっているものである、と認識しておくことです。

金融経済の仕組みを理解して、その都度最適解を選択していくことが大切なのです。

そしてその言動は、私たちの子供にとっても多大な影響を及ぼすことでしょう。

先ほども述べたように、今後現金の価値はインフレにより下がると考えられ、”投資は危ないもの”と刷り込まれた子供たちは、将来金銭的に苦しみ、やりたいことの選択肢が狭まることになるでしょう。

今、我々の金融リテラシーを向上させ、正しい情報に触れ正しい知識を身に付けることで、自分だけでなく我が子にも明るい未来を用意してあげることができるのです。

まとめ

以上、サラリーマンが今投資を始めるべき三つの理由を述べてきましたが、もう一つ大切なのは”複利のチカラ”です。

始めるのが早ければ早いほどその効果は大きく、かの有名なアインシュタインは、複利を”人類最大の発明”と称したと言われています。

投資を始めるには、基本的な勉強と投資のインフラ構築に少し時間はかかりますが、一度理解して設定だけしておけば、ほぼノーメンテでも大丈夫です。(実際私は2018年につみたてNISAを設定して以来、一度も触ってません)

また、投資を実践していくと、金融経済に興味を持ち、世間のニュースや世界情勢にもアンテナ高く魅力的なサラリーマンとして、本業でも必ず生きてくるはずです。

このブログが、一人でも多くのサラリーマンが投資を始めるきっかけになればと思っておりますので、一緒に勉強・実践していきましょう。

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